「2人目」をどうするかについて延々と迷っている。2人目妊活に踏み切れない理由

第2子について、どうするか迷っている人というのは、世の中に結構いると思う。



うちの場合、第3子という選択肢はまず考えられない。産むとしても2人までというのは最初から決めていた。

というかできれば2人がいいかなという理想は持っていたけど、(授かるかどうかは別として)第1子を産んでからというもの、ずっとずっと迷い続けて答えが出せなくなっている。

「ずっと解決できない問題」のままいつまでも引きずるわけにはいかない。

今日明日決めないとどうにかなるわけではないけど、そんなに引き伸ばすことはできない。

考えすぎてわけがわからなくなってきているし、誰の参考にもならないかもしれないけど…迷っている理由と検討したことをここで書いておく。

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経済的な問題&ワークスタイルについて

他の人にとっても共感できそうなことから書いていくと、まずはこれだと思う。



まず、私は今のところ正社員で頑張っていくつもりではあるけど、体力その他諸々の問題で「もしかしたら仕事、やめるかも…」と常々思っている人間だ。


子供1人なら、私または夫のどちらかしか働かない(片働き)となってもまだ、なんとかやっていけるとは思う。

夫も私も倹約家タイプなので、普通に夫婦どちらかが平均的な正社員の年収を稼いで派手な生活をしなければ、大きく困ることはないと思う。

ただこれが2人目になるとどうだろう。

周りには夫婦のうち「片方は働いていないけど2人目がいる(または片方はパートで微々たる収入がある)」人も決して珍しいわけではない。

ただ高収入でない限り、こういうスタイルで経済的な余裕は決してないと思う。

夫婦どちらとも一般的な会社員なので、2人目も育てるには「当面ずっと共働き」でいる覚悟が必要になる。

もちろん前述した通り、片働きで2人目がいても、絶対にやっていけないというレベルではないかもしれない。
でも、私立の大学にいきたいと言われたら、片働きの場合は今まで以上に節制しないと、多分割とキツい。

キャッシュフロー表を作って考えたけど、やはりそう思った。

なので、2人目決意している人も「すごいな…」と思うし、3人目まであまり迷いなく決意している方は「お金持ちなのかな…」と内心思うところがある(嫌味ではない)

単純に親のキャパの問題

これは私にとってはかなりでかい問題だ。

正直、こういうことをネット上で書いたら「キャパがないってわかってるんだったら言語道断で2人目は産むな」と言われそうだけど。

これについても実は「余裕がない」と思っている人自体は結構多い気がする。

ただ、自分の場合は世間一般よりもさらにキャパは狭いと思うので、「世間一般の人がなんとかやってるから私もできるだろう」という楽観視が全くできない。

photo by やよい


私は元々、自分のことだけで割と精一杯になりやすいと言う自覚はずっとあった。これは、独身の時もだった。

大学の時、他の人はバイト×2とサークルと勉強をかけもち…みたいなタフな子も周りにはいたけど、私はそんなに器用に両立はできなかった。

同じ年齢の人間でもこうも違うものか…と思った記憶がある。

多分私は2つまでしかできないと思う。

今の状況で具体的に言えば「家事と育児」の2つ(この場合は専業主婦になる…)または「家事と仕事」の2つ(これは子どもがいない時代の状況を指す)。

自分の心に一定の余裕を持ちたいのであれば、正直このあたりまでが私のキャパの限界だと思う。

「育児と仕事」の2つはかなりきついけど、子どもが小さいときの時短勤務を条件にすれば、本当にその2つだけならなんとかギリギリ耐えれるかも。ただ、その場合は家事とかその他のことがかなり厳しい状態になる。

朝かなりバタバタしながら保育園にあずけて仕事に行き、仕事終わって迎えに行ったあともバタバタしながら夜までのルーティーンをなんとかこなすだけ、余裕がとにかくないと思う。(ただ、これに関してはフルタイム共働きの人はみんなそうかも)

しかもさっき経済的な面の話で言った通り、うちの場合は2人目を考えるなら私もフルタイムの前提なので「家事と育児」という専業主婦の選択肢にして解決することは基本難しい。

そもそも兄弟はいたほうがいいのか問題

これも、考える人は結構いるかもしれない。

一人っ子よりは2人のほうがいい、と私はずっと思っていた。なぜかというと自分が一人っ子で、割とマイペースに育ってきて、それを自分でも気にして生きてきたから。

自分以外の似た年齢の子どもが家庭内にいなかったことにより、全部が全部そのせいではないと思うけどある程度の影響はあったと思う。

元々内向的だった性質がさらに加速されてしまったし、誰かと喧嘩するという経験がほぼなく育ってきてしまったことから(悪い意味で)人とぶつかるのが苦手。どう関係を築いたらいいのかわからない。



では、果たして一人っ子はデメリットが多いか?と言われると「そうでもない」ことに近年気が付いてきた。

経験していないからわからないだけで、もしかして兄弟がいたら別の意味でこじれていた可能性がある。

私のような性格だと特に起きそうなのは、優秀な兄弟に対して劣等感を感じて自己肯定感が低くなる、両親と2人の子どもとの関係性においても優劣がつけられているように感じる、親からの対応に差を感じてしまった時にコンプレックスにつながる、そのせいで?兄弟と仲良くできずに大人になってしまうなど。

やってみていないし、本当にそうなるかは分からないけど、もし自分に兄弟がいたらこういうことがあったかも…と想像する。



たとえ自分と兄弟との能力差が激しくなかったとしても、いろんな意味で意識してしまい、必ずしも仲良くなれなかった可能性はあるし。

私の夫も弟がいるけど、弟と仲が悪くはないものの良いわけではない。

夫は「兄弟がいるメリットがわからない」みたいに思っているらしく、そういう意味でもなかなか、兄弟がいたほうがいいよね!と自信を持って言えない。

少なくとも、私自身に関してはこれだけ難しい性格なので、実は兄弟いなくてよかったのかも・・・とすら思うことがある。

平等に接することができるのか問題

あともう一つ心配に思っていることとして、親も人間なので2人の子に対して完全に平等に接することができるのか、ということ。

もし第二子が生まれたらちゃんと平等に接するようにはするけど、どこかで差別のように子どもが感じてしまう場面って絶対にあると思う。

私は敏感な子だったので、もし兄弟がいたらそのあたり「私よりも兄弟のほうが親は好きなのかな」みたいに感じてしまったことがあるかもしれない。


例えば、私は兄弟はいないけど夫には弟がいる。

夫の弟さんは普通に私からみたらすごく良い子に見えるが、夫の方が様々な点で優秀だったらしく「◯◯(夫)はそういうことはなかったけど、◯◯(夫の弟さん)はちょっと心配だったから…」みたいに以前義母が言っていたのがちょっと引っかかったことがある。

そういうことを聞いた時、私は(どちらかというと、同世代の誰かと比べられる時にいつも劣っている側だったから)何とも言えないグサッとくるものがあったのだ。

義母は決して悪気はないのはわかっても、そう思われてることを本人が気づいたら傷つくよね…と思ったりした。


でも人間やはり一人一人違うものだし、どこかしらで優劣が出てくるのは当然だ。

たとえ似ているところがある兄弟であっても「この子はこうだけどこの子は…」的な、それぞれの特徴による違いみたいなものって生まれてくると思う。

いくら、どちらにも長所短所はあり、どちらが偉い、どちらが優れているわけではないって建前ではそういうことはよく言われるけど、やっぱり綺麗事じゃなく「優劣」みたいなものはある。絶対にあると思う。

親は優劣は絶対につけたくないと思っていても、特徴の違いから知らず知らずのうちに子どもを傷つける発言してしまう時もあるかもしれない。



兄弟がいることがデメリットにならなければいいけど…という心配がある。

そういう気持ちにだけはさせたくないんだけど、そうなると1人の方がいいんだろうか…とか。

妊娠出産の高い壁

これは私個人の問題もあるけど、妊娠中および出産の試練をもう一度乗り越えられるのかということ。

1人目を出産した時より年齢が上がっているし、さらにハードルが高くなると考えた方がいい気がしている。

「1人目経験しているし、大体わかってるから安心感がある」というのはちょっと違うような。



逆に子どもを1人出産済みの人のほうが、妊娠出産が怖くなってしまうのでは?と、思った。


これ、わかってくれる人いるだろうか。

1人目の時は「まあなんとかなるだろう」と思っていた。これは「未経験で具体的にどのくらい大変なのかを経験していない」状態だったから。

でも、1人目を経験した後だと、妊娠中の辛さだったり出産の時具体的にどのような痛みがあるのかというのをしっかり経験しているので、それを経験したあとのほうが「怖い!」となってしまう気がする。

私は胃カメラが怖いのだけど、「前回の胃カメラですごく痛い思いをした」時以来、次回のハードルが上がっている。それになんとなく似ている。


ただ、怖いのはそれだけではない。

物理的な痛みや体調不良だけですむなら、それで我慢しようかな、と思う。

私にとって一番怖いのはそこよりも、妊娠出産によって命に関わるトラブルが起きることだ。

幸いにして私は1人目出産以前にこのようなことを経験していないけど、人によってはこの試練を乗り越えられて歩んできたという人がたくさんいる。

妊娠には常にリスクがある。流産や死産など乗り越えないといけない試練がそれだけ増えることにもなるかもしれないし、そこらへんにかなり慎重になってしまう。正直言ってそこがかなり怖い。

人間、ノーリスクなことなどありえないので、それを言ったら生きていけないことになるけど。

その辺のハードルを超えないといけないことを考えると、どうしても及び腰になってしまう。





ただ、リミットが迫っている。どうしよう。

本当に答えが出ない。

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