自分だけが止まっている感じがする

2022年11月27日

前の記事で書いたように、メンタルがぶっ壊れて休職させてもらっている。

会社の人たちには本当に申し訳ない気持ちだ。

 

今、世間の殆どの会社がそうだと思うけど、コロナの件でそれぞれ緊急で対応しなくてはならないことも多いと思うし、大変だと思う。

そんな中、私だけ逃げているなんて正直ずるい。

表向きにはメンタルがどうとか言うけど、正直今、会社でメンタルやられている人なんて私以外にもいるし、辛いところ、余裕のないところ我慢して毎日行っている人も多いはず。

重度の症状ではなく、私は医師にも軽度だねと言われている。

もしどうしても稼がないと全く貯金がないとか、「収入のために頑張れ」と家族に言われたら行くしかないと思うし、じゃあ実際に本当に足が動かないかとか、無理しても絶対行けないかと言われると不可能なわけではない気がする。

だから自分のことをやはりどこか「ずるい」と思っているし、会社の人にはそう思われていても仕方がないと思う。

私が休んでからも、冷たい対応をされたわけでもないのがまた苦しい。

うちの会社は非常にまともだと思う。というか、良心的に対応してくれすぎている。

じゃあ1日も早く復帰しろよって感じだけど、そう自分にプレッシャーをかけてみるとそれはそれで結構しんどい。

 

最近またよく会社に復帰して嫌な思いをしている夢を見る。

正直なところ辞めることを覚悟で休職しているけど、本当にこれでいいのだろうかと毎日思う。やはり、代替になるものが見つからないからだ。

同世代の人や年下の人の活躍している様子を見ると情けないなと思ってしまう。

例えばふと、今の会社で私よりもかなり年下の新卒の子や新卒に近い子は、私とほぼ変わりないくらいのレベルで仕事をしてた人が多かったことを思い出したり。

人によっては3.4年目くらいでも相当しっかりしていて、私はその人たちより年上だけど「自分のほうがかなり幼い」と感じることが多かった。

身近な人じゃなくても、面識がない人でもそう感じることが多い。

SNSやYOUTUBEを見ていると、若いのにこんなに話すのが上手いとか、こんなたくさんの経験をしているんだとか、こんなに文章が上手いんだと思う若い人はたくさんいる。

ふと年齢が気になって見てみたら、自分よりかなり年下だったりするケースも結構多い。

悩んでいる人を見ても、まだ若いから大丈夫だよって内心思ってしまう嫌な自分がいる。自分の年齢にも焦りを感じているのだと思う。

 

焦っても仕方がない。

それに、今私のような状況の人が、成功している(ように見える)人と比べるということは最もしてはいけないことだと思うけど、やはり見ると自己嫌悪になってしまう。

例えば、同じ大学を卒業した同級生がトレリンガルになっていて世界各国でいろんな人と仕事をしていたりする。私には、能力的にも精神的にも難しい。

ただ、誰にでもできる事務職の仕事をレベルの低い会社でやってきただけの自分とは違う。凡庸な人間になってしまった自分とは全然違う気がする。

でも、人それぞれキャパは違って、自分はそこまでプレッシャーがかかる仕事は向いていないし潰れてしまうんだと今回のことでも、分かった。(以前からも薄々分かっていたけど)

すごいと思う人を見ても「自分はこの程度で、この人にできることは自分にはできないんだ」といさぎよく認めるというか、諦めるしかないのだと思う。

できないことはできないと認めようとぺこぱも言っている。

でも、できないと認めたくない自分はどうしたらいいんだろう。どこかまだ、自分にもできるのではないかという気持ちがあるようだ。

「そういう気持ちを捨てたほうが良いのでは、捨てたほうが楽になるのではないか」とは思っている。でも、どうしたら捨てられるのかあまりよくわからない。

捨てようと思って「じゃあ捨てよう」って簡単に捨てられるものではないのかもしれない。

何かを始めるのにおそすぎるということはない、とよく言うけど、もう若くはない。

理屈はわかるけど、今からやり直せるって言われてもやはり長い道のりだと思うし、気持ちだけはとても焦ってしまう。みんな歩き続けている、みんな成長し続けているのに自分だけ止まっている。 

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