「恋愛したい(彼氏が欲しい)」or「結婚したい」?前編。
婚活という言葉を意識する中で、そして、同世代の友人に既婚者がどんどん増えていく中で、私も確かに「結婚したい」と思っています。
でも、自分は「恋愛がしたい(彼氏がほしい)」のか、「結婚がしたい」のか、
一体、どっち寄りなんだろう。と思うことがたまにある。
でも私はたぶん「恋愛がしたい」派だろうなと思っていて、だからこれまで散々出会いがないことに悩みながらも「自然な出会い」という少女漫画みたいなことにどこまでもこだわり続けてしまっている。今でもその「自然な出会い」というやつへの諦めがつきません。
だから、なかなかお見合いパーティーとか婚活サイトとか、結婚相談所とか、そういう活動には踏み込めなかった。
正直、大学の時に出会った相手と長い間付き合って、いま結婚するっていう友達のパターンがうらやましくてうらやましくて仕方がない。社会人になってからの出会いでもいいけど、とにかく自然と仲良くなって、一緒にごはんとか行くようになってお互い好意をもって付き合って、結婚する。みたいなのが理想と思ってた。
なので、行くか行かまいかものすごーーーく逡巡したうえで、この前初めてお見合いパーティーに行きましたが、本当に抵抗がありました。そんな考える??っていうほど考えた末に、やっと行くことを決意したくらい。
「別にパーティーでもお見合いでもいいじゃん、自然じゃなくても、結果的にいい人に出会えれば、出会い方にはこだわらなくても」って言われるのは、わかってる。
本当にわかってるんだ。社会人になったら余計にその「自然な出会い」とやらのハードルは高くなるし、そんなくだらないことにこだわってたら、余計に出会いを逃すんじゃないかとも、確かに思う。
でも、それでも、やっぱりできれば自然に出会いたい。。
なぜそこまで自然にこだわるのか、私もちょっと疑問に思ったので考えてみた。
なぜかといわれると、まず一番の理由はたぶんこれ。
お見合いパーティーや婚活サイト、結婚相談所でのお見合いっていうのは、そこにいる人たちを「結婚の相手として(恋愛対象として)アリかナシか」っていう基準で見て、ありなら交際に発展する可能性があるって感じですよね。。まあ、「友達の紹介」とか「合コン」もどちらかというと、こっちに入るのですが。
ここでは、結婚(恋愛)したいという気持ちをもっている人たちがまず存在し、ここにいる人の中ではどれがいいの??という基準で見て、選ばれる選択型ということ。要するに、ここは恋愛を探す場所です、というある程度の前提があって活動する場所だから、そこでは、恋愛に発展する可能性は、あって当然ということになる。
でも一方、自然な出会いの場合はどうか?
例えば職場では本来仕事をする目的でみんなが集まっており、テニサーでは一応はテニスを目的にやっているわけです。恋愛することが前提の場所ではない。たとえその中に、出会い目的もある人が存在したとしても、そう思っている人がどれだけ多くても、一応は仕事やテニスといった「本来の目的」があるので、へんな言い方だけどある意味、恋愛することが当たり前ではない場所なんだよね。
お見合いパーティーとは違って、そのコミュニティにいる人をそもそも恋愛の対象として見ることを前提とされているわけでなく、誰がアリで誰がナシということを判断する場所でもない。もちろんそういうことを考えて異性を見ている人は多いとは思うけど、あくまで構造上の話としては、そう言う場所ではない。お見合いパーティーとは違って、そこにいる人の中で誰かをパートナーになりうる人として選択することを目的に来ているわけじゃないから、別に「異性としてどうだろ?」という視点で考えたりする必要はない。
何が言いたいかというと、わざわざ恋愛しなくてもいい場所で、その人にわざわざアプローチしたり付き合うっていうのは、構造としては、よほどその人のことをいいと思ったり好きになっているというように思えるのです。
別に恋愛することを求められているわけではないコミュニティの中で、わざわざ相手が自分のことを好きになってくれたという恋愛の王道、みたいなものがいい、という価値観が私の中のどこかにある気がする。
「探していて見つけた」のと「別に探そうと思っていたわけではないけど、偶然に出会った」という違いだけなんだけど。
運命的だから良いというよりは、何度も言うけどやっぱりわざわざ好きになってくれた感が強いのかもしれない。すごく良くない言い方かもしれないけど、お見合いパーティーや合コンは、相対評価の中の「いいね!」だとすれば、自然な出会いは絶対評価の「いいね!」に見える。
もちろん、相対評価がダメで絶対評価がいいっていうわけではない。お見合いパーティーで付き合ったAさんのほうが、自然に出会って付き合ったBさんより好きだったな!ってなる場合もあるから、最終的にはいい人にさえ出会えればそれでいい、っていうのは本当にあるんだけど。
やっぱり思うのは、私は(モテないくせに)昔から超恋愛体質的な考え方があるということ。
彼氏がいなくて寂しいと思うのはいつもそうだったし、少女漫画みたいな恋愛したい!!!と割と思ってたほうだと思う。一方「恋愛は別にあればしてもいいけど、無理に探したくない」っていう恋愛には全く依存しない人も多い。明らかに言えるのは、私はそっちではないと思う。
何も運命的な告白とか、ベタなシチュエーションでの出会いじゃなくても全然いいんです。普通でいい。同じ会社になんとなくいて、お互い好意をもつようになって仲良くなっていった人と自然に・・・的な。
ないものねだりなのかもね。。どちらかというと、相手のことを好きっていう気持ちだけで突っ走るような、そんなドラマチックな恋愛したことはないから。
長くなったので、その2を書くかもしれません。
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