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「結婚式なんて大嫌い!?」前編

 私の好きな恋バナPodcast番組で「二軍ラジオ」というのがあります。

まるで居酒屋で隣の席に座っている人たちの恋バナを聞いているような面白い番組ですが、中でも「結婚式なんて大嫌い?」というテーマの回が私はとても好きです。


適齢期男女が考える結婚式問題について考えてみたいと思う。




かくいう私は今月2つの結婚式に呼ばれている。そして今週末、1つ目の式がある。

適齢期の20代後半の時期、ある程度結婚式が多くなるのは当然のことだけど、たまに複雑な思いが出てくる時がある。特に自分が恋愛面で不幸のどん底にいるときはなおさらだ。

…なんて、発言小町なんかでこんなこと言おうもんなら、まず100人中100人が待ってましたとばかりにバッシングすると思う。

実際、性格悪い発言だとは思うし、「じゃあ欠席にしとけよ。友達なくすぞお前」と思われるだろうけど、私は言いたい。

このあとの付き合いや人間関係のこともあるし、そんなに簡単なものじゃない。

だいたい、3万円+α以上の金額がいやおうなしに飛んでいく結婚式に対して、こういう気持ちを一ミリも持ったことないという人のほうが珍しいのでは?



だからこそ愚痴を書こう。

私もこうは言ったけど、別に友人のことを祝福していないわけじゃない。

友人の晴れ姿も、見たいし、結婚式は楽しいものだろうだとは思う。

旦那さんにも、会ってみたい。

別に私はそんなに極悪人ではない。



ただ、結婚式はお金がかかる。

ご祝儀の3万に加えて、さまざまな費用が発生する。

一番安いものとして考えても二次会6000円、交通費で1500円(これは近くの都市で行う場合。遠方なら万単位もあるし宿泊費も必要だったりする)

髪の毛のセットやメイクで4000円。着物など着付けが必要ならさらに1万。それから靴や衣装やパーティーバッグ、持ち物なんかの初期投資で2万以上はかかる。

さらにご祝儀袋も地味に高い。かわいいのを選んだら525円かかった。 笑

要するに最低でも、1度の結婚式で4万より多くの費用はかかることになる。




固定的な収入がある人が大半とはいえ、一人暮らしの独り身にとって、この支出があるだけで家計のやりくりが一気に大変になる。

それも自分の好きな友達なら別にいいんだけど、そういうときに限って、「私、この人とそんな仲良かったっけ??」って思うような疎遠気味な人だったりもする。

疎遠は言い過ぎでも、例えば昔はそれなりに仲が良かったけど今は全然会わないとか。別に相手の近況ほぼ知らなくて、式の時に知る、的なのもある。

これまで10回くらい結婚式や二次会に行ったけど、今回は今回で、わりと疎遠な子の結婚式に行く。


その子は前の職場の同僚なんだけど、正直タメなだけで、あまりよく知らない。一緒に結婚式に行く友達で集まったときに、簡単になれそめを教えてもらったくらいだ。

 と、ここまでただの愚痴でしかないことばかりをつらつら書き並べましたが、

はい、そうです。これは、ただのひがみです。



いろいろ彼女なりの苦労はあるのかもしれないけど、うまくいってて素敵な旦那さんに超愛されてる彼女がうらやましい。息をするように恋愛してる彼女がうらやましかったんだよな私は。ただそれだけ。

旦那さんとはかなり遠距離だったらしいんだけど、絵に描いたようなハッピーエンドに向かってる感じの愛され方で、どこか遠い世界の住人に見えた彼女だった。

彼女は見た目のスペックもごくごく普通で、学歴もそこそこだし性格も普通にいい。では彼女にあって、私にないものってなんなんだ。とよく思ってたわけでした。

最近考えて思ったのは、彼女は私より少々したたかで、器用で要領がよく、スポーツができて、明るい。


そして彼女にとっては、私は結婚式の数合わせ的な使い捨ての友達という存在なんだろうなと思う。

平日は銀行に行けないから、今日は帰りにコンビニのATMに行って新札が出るように祈り、一生懸命お金の出し入れしてる私。本当に何やってんだろ自分。って心底切なくなった。

どうせ結婚式のあとは彼女とは疎遠になっていくんだろうなって、そう思うスーパーネガティブな今の私。

友達にこんなことを言おうものならドン引きだろうし、それ、考えすぎじゃない?と私も人のことなら言うかもしれない。それに、たまたま彼女には出会いがあって、私はしかるべきタイミングでそういう出会いがなかっただけかもしれない。

それだけかもしれない。





でも、そういうことが長い期間続くと、どうしてもそう思えるものだ。

実際、私に足りないものというのは正直いくつもあると思う。

それが人間としての欠陥とまでいかなくても、恋愛の土俵では致命的な欠陥なのだろうな。それもわかってる。だからこそ正直、結婚式に対してややネガティブな気持ちを持っているんだろうな。

彼氏がいて、さらにうまくいっていたときは、結婚式は割と楽しみだった。お金には確かに困ったけど。笑




でも昔は、それでも人の結婚式を祝福できるような人になりたいと思っていたけど、うらやましいとか、ひがむ気持ちとか、そういうのがあったほうが人間らしいと最近思う。

無理にそういう汚い気持ちを消すのはもうやめました。

そういう事を一切思わないというほうが、なんか嘘くさい。

もちろん、多少なりとも交流のあった同世代の子だから、祝福はしてるし、よかったねとは本当に思ってる。

それだけでいいんじゃないかな。

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